このワークショップは、2025年3月6日に水里高校(台湾)で授業の時間の50分をつかって実施しました。大葉大学の学生にもサポートに入ってもらい、17人の高校生に「かるた」を通して「日本のルールを知ってもらう」ための活動をしました。

「かるた」を初めてやってみる学生も多くとても盛り上がりました。

実際に使ったかるた

例 あ:青になったらわたる

  え:エレベーターでは話さない(静かにする)

  や:約束の時間は必ず守る

など、今回のワークショップでは50音のかるたから特に守ってほしいもの、わかりやすいものを選んで15枚の札でかるたをしました。

活動内容   

1.日本のことをどれくらい知っているかを確認

ここでは、たべもの、観光地、イベント、アニメ、文化の各ジャンルで日本のものをあげてもらいました。意外な食べ物や私たちが生まれる前に放送されていたアニメなどもたくさん出てきました。

2.日本のルールをテーマにしたかるた

「かるた」をはじめて見る学生も多く、まずかるたのやりかたを説明し、そのあと何度か練習してから本番を行いました。

3.「日本のルール」の確認

私たちの目的は「日本のルール」を覚えてもらうことだったので、もう一度ゆっくり解説しながら確認しました。

4.各グループの優勝者の発表 

優勝者には日本のお菓子をプレゼント!とても喜んでくれました。

17人の参加者を4グループに分けたので、大体1グループ3~5人ほどでどのグループも全員が札をとることができました。

みんな一生懸命かるたに参加してくれています
振り返り

授業前に先生方から「今年の3年生はすごく静かだから、あまり反応がなくても気にしないでね」と言われていたこともあり、ワークショップを始めるまでずっとドキドキでした。

授業を進めていくうちに、質問したことは少しずつ返してくれようになり、かるたは練習の時点ですでに大盛り上がり!「日本のルール」の確認のときも、わかっていてもなかなか文章をつくることが難しいなかクラスみんなで協力して最後まで頑張ってくれました。

その後の休み時間もたくさんの生徒が話しかけにきてくれて、台湾の高校生と交流するという貴重な機会がとても充実したものになりました。

わたしが書きました!
近藤 舞 / Kondo Mai
武蔵野大学日本語コミュニケーション学科2年生(活動当時)
小さい頃から海外での生活や文化に興味があったため、このインターンシップに参加しました。台湾で日本のことが大好きな学生とたくさん出会い、毎日楽しくおしゃべりしてくれたことが嬉しくて、これから先ももっといろんな国の人と交流したいと思うようになりました。このインターンシップを通して、日本の魅力をもっと伝えたい、日本語を楽しく学ぶことができる機会をつくりたい、沢山の人と会話ができるようになりたいという思いが強くなり、JC学科での勉強のモチベーションが向上しました。