この人に聞きました!
張  豈瑋さん/Zhang Qiwei
東海大学 4年生
日語廻廊の活動で出会いました。いつもニコニコしていて、優しい話し方が印象に残ったので、インタビューをお願いしました!
聞いた人:山田実優(武蔵野大学学生)
Q.
張さんが日本語を勉強している理由を教えてください。

自分の好きなライトノベルを読むためですかね。小さい頃から日本のアニメと漫画が好きで、そのアニメの原作となるライトノベルまで読むようになり、ライトノベルにハマってしまいました。台湾は日本のライトノベルの出版が遅いので、日本語を勉強して直接日本語で読んだらいいんじゃないかなと思って日本語学科に入りました。

Q.
日本語の好きなところと難しいところは何ですか?

好きなところは、やはり漢字ですね。読んですぐ意味が分かるので。あとは、親しみを感じることですね。このようなことを感じたので、日本語の深い部分を考え、理解できるようになったと思います。難しいところは諺とか言い回しですね。文字だけでは意味が分からないうえ、文化も関係しているので難しいなと感じます。

Q.
語学学習をする上で、大切にしていることはありますか?

熱心な気持ちを持つことです。自分の興味と合わせて一緒に勉強することが大事だと思います。自分の好きなものであれば、難しいことでも難しく感じなくなるので。

Q.
語学学習において、言葉の知識以外で得られることは何だと思いますか。

人とのつながりですかね。大学生になって日本語を勉強をして、その日本語を使って色々な人と交流して、たくさんの経験を重ねて、人としてレベルアップできたと感じています。

Q.
張さんが一人の学生として、今後の目標があれば教えてください。

まずは卒業するために論文を完成させることです。興味があるライトノベルの表象分析を行うつもりです。今考えると、小さい頃から好きだったものを研究することになりますが、今まであまり意識したことがありませんでしたね。卒業論文が終わっても、大学院でも論文を頑張ります!

わたしが聞きました!
山田 実優 / Yamada Miyu
日本語コミュニケーション学科3年生(取材当時)
高校生のとき、英語のネイティブ教師の姿に魅了され「私も母語を教える仕事がしたい!」と思うようになり、日本語教師の養成課程がある武蔵野大学に入学しました。 張さんのインタビューでは、小説が好きだという話を中心に聞きましたが、様々な人と話す時間と環境も大切にされていることがよく伝わってきました。語学学習においても、参考になるお話をたくさんいただきました。ご協力ありがとうございました!