この人に聞きました!
Supanun/スパーナン先生
タマサート大学 日本語学科
授業をしていていつも楽しそうで、どんな思いで日本語を学習し教師になったのかが気になったためインタビューさせていただきました。
聞いた人:古谷由希菜(武蔵野大学学生)
Q.
なぜ日本語学習を始めましたか?

15 歳の時、日本語はできませんでしたが日本へ2週間の短期留学に行きました。東京だったら英語が通じると思っていましたが、自分が行くことになったのは徳島県での70 代~80 代のホストファミリーとの生活でした。お風呂の習慣も違うため聞きたいけど聞けず、分かりませんでした。高校での交流でも微笑むだけで何も話せませんでした。その悔しい経験を通し、話せるようになりたいと思いました。あと、日本語がとてもかわいくて。タイに帰ってからは日本語の塾に通って、名探偵コナンを読んだりできるようになりました。

Q.
どうして日本語教師になったのですか?

日本でOLになりたかったけど、自分が大学で勉強したことを発揮できないと思いました。どうしようと思っていた時にたまたま日本語を教える機会をいただきましたが教えるという経験はなく、不安でした。しかし、その後一年程度日本でタイ語を教え、教える楽しさを知りました。タイに帰国し、就職しようとした時に母校であるタマサート大学で 日本語教師を募集していて、応募したらたまたま先生になっていました。

Q.
日本語を教えるうえで難しいことはありますか?

学生が分からない時に黙ってしまうところです。 どのようにすれば学生が積極的に授業に参加してくれるかを考えて授業に臨んでいます。

Q.
日本語学習者にとって最も大切なことは何でしょうか

挑戦したい気持ち、間違いを恐れないという気持ちです。

Q.
これから日本語を学びたいと思っている人にアドバイスはありますか?

楽しむ気持ち、難しいけど楽しい、もっと知りたいと思う気持ちが大切だと思います。 また、自分を成長させたいと思う気持ちがとても大切です!

わたしが聞きました!
古谷由希菜 / Furuya Yukina
日本語コミュニケーション学科2年生(取材当時)
大学2年の夏にこのインターンシップのことを知りました。日本語教育に特別興味があったわけではなく、なんとなく気になる!という気持ちで参加することになりました。インターンシップでの様々な経験を通し、成長できたような気がしています。楽しいことばかりではありませんでしたが、参加してよかったと思っています。