私たちは3/6に東海大学(台湾)でワークショップを開催しました。今回は日本語学科の学生が主催している「日語回廊」という活動の中で行いました!日本人の交換留学生、東海大学の日本語学科・学科外の学生も含めて、50人でした。

主に日本語の一人称に関する活動を行いました。国籍が違う人たちとグループワークを通して一人称の使い分けを学ぶことを目標としました。

構内のあらゆる場所にこのようなポスターが貼ってあります!

↑この活動はSDGs認知拡大の側面もあるので、日本のお菓子のパッケージに紙を使われていることが多くなってきていることを伝えました。

活動内容   

 ワークショップでは、まずアイスブレイクでお菓子タワーを10秒で作ってもらい、初対面の人と打ち解けてもらいました。

メインの活動では、基本的な一人称をグループで出して確認した後、スライドの絵を見て適切な一人称を考えてもらいました!

写真を見て一人称を考える活動

  

アニメなどである程度一人称を知っているもの、2番で苦戦している人が多かったです。理由も合わせて聞いていたので、色々な回答が聞けてとても楽しかったです!

参加者からコメント

ワークショップについての感想では、台湾の学生の、日本語の一人称への認識がわかって面白かった、アニメの字幕で中日比較をしているのがわかりやすかった!という意見がありました。また、初めて日本人と日本語で一緒に活動できてよかった!などの意見がありました。

中国語字幕では表せない日本語の一人称がたくさんあることを知りました。今まで意識して見てこなかったので気づかなかったですが、これから字幕の特に一人称の部分に気をつけていろいろな作品を見ようと思います。

(日本人交換留学生)

 認識了日文係的學姐妹,中文碩一的學長還有國貿的日本學姐很開心!(日本人のクラスメート、中国語の修士課程の学生、国際貿易の日本人のクラスメートと会えて、とても楽しかったです!)

東海大学学生

自分で振り返り

今回のワークショップを通して事前準備の重要さや、言葉やレベルの違いを考えて計画することの難しさを知りました。特に国籍が違うとこの内容は簡単すぎるんじゃないか、グループでそもそもコミュニケーションが取れなかったらどうしよう…たくさんの不安がありました。

しかし回廊のスタッフや先生たちのサポートによりなんとか本番までに形を整えることができました。

初めて50人という大人数の前で発表をして緊張しましたが、終わったあとに良かったよ!と言ってもらい、たくさん元気をもらいました!!大変だったけど心からワークショップをやって良かったと思えました!

この経験をこれからの人生に活かしていきたいと思います!谢谢!!!

わたしが書きました!
村本 明日佳 / Muramoto Asuka
武蔵野大学日本語コミュニケーション学科2年生(取材当時)
高校生の頃、将来の夢を考えたときに人とコミュニケーションをとるのが好きということで日本語教師の仕事に興味を持ちました。さらに自分は本を読むことが好きで、日本語特有の表現力の魅力を海外の人に伝えたいと思っています。今普段大学で話す留学生は中国語圏の人が多く、大学生になってから中国語の勉強を始めてもっと語学力をあげたいと思ったので今回台湾を選びました!