この人に聞きました!
チャン・トゥー・ウエン / Tran Tu Uyen
ホーチミン市師範大学 4年
大学で日本文化を専攻している。「これぞ日本」という歴史ある風景は、京都にしかないから、日本の中で一番好きな場所だそうだ。自分の日本語能力にあまり自信を持っていないが、プロジェクトに積極的に参加してくださったウエンさんに、日本語学習とベトナムの大学生活についていろいろなことについて聞いた。
聞いた人:レ ティ ジェウ リン(武蔵野大学学生)
Q.
なぜ日本語を勉強しようと思いましたか。

私は日本の文化がとても好きです。国によって文化も違いますが、日本の文化は面白くて文化も勉強したいと思いました。日本語を勉強する前に、日本の文化を少しい知っています。例えば、侍の戦士とかきもの、浴衣のようか和服も知っています。日本の写真を見て日本の風景は本当にきれいだと思いますから、日本語を勉強したいです。

Q.
どのように日本語を勉強していますか。

毎日一所懸命言葉を勉強したり大学の資料に沿って勉強したりしています。学校以外には、日本に関するものからも勉強しています。例えば、JPOPの音楽を聴いたり日本の新聞を読んだりして、日本語で話す人がいないとき、自分で日本語で話しています。

Q.
日本語を勉強するとき、難しかったところは何ですか。

一番難しいところは新しい言葉を勉強することです。言葉を勉強していますが、あまり使わないときは、すぐに忘れしまいました。そして、日本人の話す速度がちょっと速いから、聞くときはちょっと。。。

Q.
日本語学習の中で自分が一番自信を持っているスキルは何ですか。

一番自信を持っているスキルは読解です。実は一年生の時、読解のスキルは下手でした。全然わかりませんでした。文法もわかりませんでした。でも、一所懸命漢字を勉強して今はほかのスキルより良くなりました。正しく読めない漢字がたくさんありますが、意味は大体わかります。

Q.
ベトナムの大学で日本語を勉強するとき、困っていることがありますか。

はい、ベトナムで日本語を勉強しているから、日本人と直接に話す機会が少ないです。日本語を使う機会が少ないです。それは難しいところだと思います。

Q.
ベトナムの大学の楽しいところを紹介してください。

大学でいろいろな活動があります。課外活動が多くていろいろな人と話し合う機会が多くなってきます。ベトナム人だけではなく外国人と交流する機会もあります。ベトナム人の多くの学生は大学に入学するとき、一人暮らしですから、いろいろな体験ができます。

Q.
今回このプロジェクトに参加してどのような印象が残っていますか。

皆さんは本当にやさしいと思います。私の日本語の能力はあまりよくないですが、このプロジェクトに参加して皆さんの話が大体わかります。オンラインの活動ですが、直接に交流するように思えます。

Q.
ホーチミンのいいところを日本人の学生に紹介すると、何を紹介しますか。

ホーチミン市はいろいろなものがあります。皆さんはホーチミンに行く機会があったらぜひ「HU TIEU」(フ・ティウ)というベトナム南部簿有名な食べ物を食べてください。「HU TIEU」(フ・ティウ)は米から作られる麵で豚骨のスープに海老、豚肉、ひき肉、野菜などが入っています。

Q.
将来の夢は何ですか。

将来は翻訳者になりたいです。でも今の日本語能力はまだですから、毎日練習して日本語能力を身につけたいと思います。

Q.
日本語を勉強したいと思っている人たち、または勉強している人たちへのメッセージ

日本語は難しいですが、一所懸命勉強したらできると思います。そしてもっと日本語を使ったほうがいいです。日本語で考えて日本語で話して自分の日本語能力は毎日少しずつ上手になれると思います。

わたしが聞きました!
レ ティ ジェウ リン / Le Thi Dieu Linh
例:日本語コミュニケーション学科3年生(取材当時)
日本語コミュニケーション学科3年生(取材当時) 日本語教育は日本語という言語の教育にとどまるものではなく、日本社会や日本文化のさまざまな側面との密接な関わりで成り立っています。自分は運よく日本で日本語や日本の文化を五感で実感できていますが、協定生は海外で日本語や日本文化を学習する環境や手段が限られています。そのため、今回のプロジェクトに参加してまず、自分が多国の人と交流できます。そして、大学での3年間ずっと日本語コミュニケーション力や異文化を学んできた私は自分の力で協定生の日本語学習に役立てればうれしいと思います。このプロジェクトは協定生にとっても日本語コミュニケーション学科の学生にとっても有意義なもので、武蔵野大学日本語コミュニケーション学科らしさが伝わったと深く感じました。