この人に聞きました!
チャン ザ ニー さん / Trần Gia Nhi
ホーチミン市師範大学 日本語学部3年生
日本のマンガやアニメに興味があり、3年前から日本語を学び始めました。文化リサーチプロジェクトについての感想や日本のマンガ・アニメなどについて聞きました。
聞いた人:加藤華歩(武蔵野大学学生)
Q.
なぜ今回このプロジェクトに参加しようと思いましたか。

大学に入って多くの交流会に参加していたら、交流会が好きになりました。そしてコロナが出てきて、交流会に参加していないからオンライン交流会に参加したいと思いました。そしていろんなリサーチのプログラムがあって面白いと思って、参加がしたいと思いました。

Q.
このプログラムの中で一番大変だったことは何ですか。

やっぱり聞くことと発表することです。私の日本語はまあ言葉遣いは悪いだから。 聞くことは大体よく分かりますけど、きちんとはっきり話すのはちょっと大変だと思います。

Q.
なるほど。聴くことと話すことが大変だったのですね。では、何が一番楽しかったですか。

新しい友達を作ることです。みんなに出会えて「めっちゃ楽しい!」って感じがあります。コロナのせいで外に出かけないとなんか寂しい感じがあって、新しい友達と出会って、「ああ、嬉しい!」「友達と会った!」そういう感じがあります。

Q.
また、もし来年このプログラムがあったら参加したいですか。理由はなんですか。

はい、絶対に参加したいです。今年参加しているみんなともう一度出会ったり、そして新しい友達にも出会ったりすることができます。

Q.
次はマンガついて聞きます。日本の一番好きなマンガは何ですか。またその魅力はなんですか。

一番好きなのは『鬼滅の刃』です。魅力は、キャラクターの悪いところといいところがどちらもあります。例えば、「童磨(どうま)」は鬼だから悪いことをしています。しかし彼は「琴葉さん(伊之助のお母さん)」を助けますから、いいところがあります。そのことが印象的です。あとキャラクターの漢字です。例えば「不死川実弥(しなずがわさねみ)くん」ですね。なぜそんな読み方を?なぜ?(笑)そして「富岡くん」の富(とみ)は富士山の富(ふ)と同じ漢字だから、びっくりしました。自分は漢字に興味があるということもあるから、もう本当に面白いだと思います。

Q.
日本のマンガの良いところは何だと思いますか。

言葉遣いです。少年漫画にはいろんな言葉遣いがあります。そしてオノマトペです。いろんなオノマトペがあって、知った後で自分のレベルもめっちゃ上がったと思います。

Q.
なぜ日本語を勉強しようと思ったのですか。

日本のアニメを見るときは、聞くとなんか面白いです。ベトナム語と日本語は確かに違いますよね。文法とか言語も違いますので、調べたいという感じがあって勉強しています。二つの言語はいろんなことが違います。

Q.
やっぱりアニメとマンガから入ったのですね。最後に、日本に来たら何をしたいですか。

日本語について勉強するだけではなくて、旅行もやってみたいです。沖縄と高知に行ってみたいです。沖縄のキリスト教会に行きたいと思います。そして沖縄弁に興味があります。昨年沖縄の大学の「OPAC」というプログラムに参加しましたので、沖縄弁を少し勉強しました。「面白いじゃん!」って思ったので沖縄に行きたいと思います。あと高知の土佐弁について調べたいです。ゲームをしているとき、キャラクターが何を言っているかわからないからです。まあ、日本の方言は難しいだけど、面白いと思います。

わたしが聞きました!
加藤 華歩 / Kato Kaho
日本語コミュニケーション学科2年生(取材当時)
私は海外に興味があり、複数の言語を学びながら、日本人はもちろん留学生とも話してみたい!という想いでこの学科に入りました。また様々な国の大学生と交流したい!その国の文化についてもっと知りたい!と思い、今回この文化リサーチプロジェクトに参加しました。普段なかなか知ることのできない海外から見た日本のアニメ・マンガなどのサブカルや、海外のアルバイト・恋愛事情などについて協定生からリアルな意見を聞くことができ、非常に貴重な体験ができました。今年は昨年同様、世相によりオンラインでの開催となりましたが、毎日楽しく活動に参加することができました。日本や海外に興味がある方、外国人の友達を作りたい方はぜひ参加してみてください!