この人に聞きました!
Nguyễn Hạnh Nguyên (グエン ハン グエン)さん / Nguyen Hanh Nguyen
ホーチミン市師範大学 4年生
日本語学科を専攻し、大学で日本語の勉強をしています。そんな日本語学習者である彼女の人柄や、日本へのイメージがわかりました。
聞いた人:佐藤百音 (武蔵野大学学生)
Q.
お休みの日は何して過ごしますか?

私はお休みの日は紙でお花を作っています。去年は大学の規則によって、紙でお花を作るクラスを参加しなければなりませんでした。私は最初は難しいと思ったけど、先生が熱心に説明したことのおかげで作れるようになりました。その時から、お花紙が気に入っています。暇な時、YouTubeで作る方法を探して、動画の通りに作っています。今はお花紙の種類の約5つを作れます。例えば、バラとチューリップとスズランとランです。

Q.
これは折り紙とは違いますか?

お花紙には紙やはさみやプラスチックやのりなど…で使うことができます。一方で折り紙は紙だけで使うしかないです。

Q.
この紙は特別な紙ですか?

この紙は特別じゃない…でも、特別な紙を買って、もっときれいな花を作れると思います。

Q.
日本にどんなイメージを持っていますか?

まずは、日本人のイメージは、見た目は綺麗で、清潔で、特に男性も女性も綺麗な顔の肌を持っている。性格が丁寧でまじめな人だと思います。

そして日本は、バラエティ番組は本当に面白い内容があり、ベトナム人の若者は本当に日本のバラエティ番組が好きです。

Q.
バラエティ番組の特にどんな所が人気ですか?

面白いと思います。時々日本の番組はちょっと変な内容があり、だからベトナム人にとってこの番組は変だと思う。だから人気があります。ベトナムでそんなこと(番組)が少ないです。だから変だと思います。ベトナムの番組は、大体はニュースとか、料理を作るとかの番組…そんな番組があります。でも日本の番組の面白いような番組がありません。実は今は、一つのバラエティの番組があります。「Chạy đi chờ chi (Running Man Vietnam/ランニングマン)」の番組です。

Q.
日本の番組がベトナムのテレビで放送されるんですか?

放送しません。ベトナム人はYouTubeで見て、ベトナム語でサブタイトル貼って…。そしてFacebookで見ました。

Q.
日本語はどうやって勉強していますか?

私は単語と文法はテキストで勉強しています。そして、聞く能力を練習する方法は、YouTubeでの日本人の動画を見ながら聞くということです。

日本語で話せるように大学の交歓会に参加して、日本人の大学生と話していました。

Q.
YouTubeで見る動画は、どんな動画ですか?

例えば、日本の普通の生活についての動画とか、日本語の先生が日本語を教える動画を見ます。

Q.
動画はどのくらいみますか?

普通は(動画は)30分とか1時間あります。

毎日じゃないけど、だいたいは月曜日、水曜日、金曜日です。1週間に3回くらいです。

Q.
勉強して、日本語はたくさん話せるようになりましたか?

話せるのはまだまだです。単語をもっと勉強した方がいいと思います 。

Q.
ベトナムのいいところは何ですか?

あなたが出会うすべてのベトナム人があなたの新しい友達になるわけではありませんが、私たちの多くは喜んで友人になろうとします。ベトナム人ほど楽しく、勤勉で、常に準備ができている人々はいません。私たちはホスピタリティーあふれる人々であり、家族と友情を何よりも大切にしています。ぜひ時間をかけてベトナム人の文化を学び、どこへ行っても笑顔とおもてなしがあふれるベトナムをお楽しみください。

Q.
ベトナム人の性格は、どこの地域の人もみんな同じですか?

ベトナム人の性格はだいたい同じと思います。田舎の人とか都会の人も同じだと思います…性格。

Q.
ベトナムの上の方に住んでいてもベトナムの下の方に住んでいても性格は同じですか?

それはちょっと違うと思います。私は今は下の部分(ベトナムの南部)で住んでます。私はホーチミン市に住んでいます。ベトナム人にとって、下の人はもっと親切ということです。 頭がいい人は上の人(北部に住む人)です。 ベトナムの首都はハノイです。ホーチミンじゃないです。上の部分です。だから首都で住んでいる人は、だいたいは頭がいい人だと思います。しかしホーチミンは首都じゃないですが、1番大きなシティです。

わたしが聞きました!
佐藤 百音 / Mone Sato
日本語コミュニケーション学科4年生(取材当時)
コロナ禍において、大学生活で留学生とコミュニケーションを取る機会が減ってしまったり、海外インターンシップもなくなってしまいました。これらは日本語コミュニケーション学科の生徒の特権であり、魅力でした。何か最後に日本語学習者と関わり、今後に活かせる活動をしたいと思い、文化リサーチプロジェクトに参加しました。今回参加して、日本語学習者の方々の日本語レベルの高さ、プロジェクトに対する意識と積極性に感銘を受けました。お互い影響受けながら、学べたことも多かったと思います。日本語を学びたい人、日本語を教えたい人、そして異文化に興味のある人が交流できる場だったので、それぞれの目的がうまく交えたプロジェクトになったと思います。お互いの文化の違いに驚愕したり、逆に似ている部分に親近感が湧いたりなど、異文化を知るというのは、新しい世界を見つける様で、とても興味深いものです。