この人に聞きました!
王怡人/OU YI JIN
東海大学 日本語コミュニケーション学科 教師
いつも学生の意見や考えを大切にして、授業をきちんと準備しています。
聞いた人:VU THI THU HUYEN(武蔵野大学学生)
Q.
なぜ日本語教師になりたかったのですか。

実際は先生になるというのが全然なかったです。なぜかというと自分が偉そうな立場で人に教えることに向いていないと思ったからです。それでやっていることが本音と違ったので自分の中で楽ではなかったです。しかし、神様が道を作ってくれたようで、実際にやってみようという考えからずっと続けて、日本語を教えています。

Q.
日本語を教える時、大変なことがありますか。

やはり、日本語に興味ない人に教えることは大変だと思います。実は入試の点数がちょうどこの日本語学科に入れるから日本語を勉強する学生がいます。学生の学習意欲はあまりないので学びの楽しさを伝えるのもちょっと難しいです。

Q.
日本語教師をしている時、大切にしていることは何ですか

大切かどうか分からないけど、私は先生が偉くないということを自分の中で強く思っています。先生が言っていることが正しいというわけではないです。アドバイスはできるかもしれないけど、偉そうに自分の考えを学生に押し付けることはしないように気をつけています。

Q.
日本語の授業で、面白い思い出はありますか。

最近やっている討論の授業では私はほとんど何も言わず、教えていません。学生同士がお互いに自分の考えをシェアさせたりしています。人によって、考えがそれぞれ違うので、たくさん意見を交換できます。教師は学生に考えさせたり意見交換させたりすることに専念するだけで、学生の方から新しい知見ができるという形の授業です。先生になって十何年、やっと自分の理想的な教育の形が見えてきたような感じです。

わたしが聞きました!
ウーティテゥフエン / VU THI THU HUYEN
武蔵野大学日本語コミュニケーション学科2年生(取材当時)
自分の日本語を改善して日本語教育について勉強したいという想いで武蔵野大学に入りました。日本語学校に通っていたので日本での日本語教育を実際に体験しました。しかし、海外での日本語教育について知りたいと思い、海外インターンシップの活動に応募しました。 初めて台湾に来て、文化を交流しながら、日本語教育を勉強しました。どこでも歓迎されて本当に嬉しかったです。東海大学で体験した3週間は有意義でした。東海大学で勉強したことを活かして、これから、最も頑張って日本語教育を勉強したいと思います。