2024年2月25日から3月9日までの14日間、海外インターンシップの一環で大葉大学に行きました。私たち3人は3つの高校でワークショップを行いました。今回はその中で自分が担当したワークショップ「ワードウルフ」を紹介したいと思います。なぜ今回このようなワークショップを企画したかというと、単語や短いセンテンスだけでも相手に日本語を伝えることができるということを体験してもらうことで自信を持って欲しかったからです。また、高校でワークショップをやるなら盛り上がり、楽しんでもらえるゲームがいいという考えもありました。
また、このワークショップ「ワードウルフ」でのお題は「夏(沖縄の写真)」と「冬(北海道の写真」や「富士山」と「スカイツリー」など日本の景色も楽しんでもらえるお題にしました。水里高校の3年生計23人の参加者と大葉大学からお手伝い2人来ていただきました。
活動内容
前の時間に番号がふってある日本のお菓子(ビスコ)でグループ分けがされており、そのまま同じグループで活動をしました。
最初にワードウルフのゲーム説明をしました。水里高校の学生全員が理解できるよう、適宜「わかりましたか?」と確認の声かけを挟み、少し反応が薄い場合はお手伝いの学生が通訳をしてくださいました!
本番のワードウルフの前にデモストレーションを2回行うことによってよりゲームの楽しみ方を伝えられました!
ワークショップの様子
活動のときは、活発的な生徒が多くすぐに盛り上がっていました。初めはグループ内での個人戦でした。日本語のレベルに差があったためか、日本語で沢山話している学生もいれば、台湾の言葉のみで表現している学生もいました。
なので急遽個人戦ではなくグループ対抗に変更してみました!
グループ対抗では、各チームの相談時間も設けました。日本語の表現が豊かになったり、なかなかウルフがわからない状態になったり、学生同士のチームワークが見られてとても良かったです!
参加者の声
以下がワークショップ終了後の参加者の感想です。ワークショップ「ワードウルフ」を楽しんでもらえた様子がわかります。
ワークショップを通して気づいたこと
改善点
グループ対決の「ワードウルフ」がすごく良かったのでやってよかったのですが、事前準備の段階からグループ対抗も視野に入れておけばよりスムーズにできたと感じます。また、3つの高校でワークショップを実施しましたが水里高校は1ヶ所目だったこともあり、緊張で出だしの日本語のスピードが少し早かったです。2ヶ所目3ヶ所目では緊張も解け始め、ゆっくりはっきりと話せました!
良かった点
1時間目に実施した日本の手遊び「いっせーの」を2時間目の「ワードウルフ」での進行に使用できたのがよかったです。例えば「ワードウルフ」のお題の紙を配る時、「いっせーので1番だった人、前に取りに来てください!」などど使用しました。「ワードウルフ」は少し難しいゲームだと思ったのですが、デモストレーションを2回やることによって全員にきちんと理解してもらえたのがよかったです。