今回のワークショップは2024年3月1日に水里高校(台湾)で45分の時間の中で行われました。今回私たちが担当したクラスの学生数は23人でした。

自分が知っている日本語のアウトプットと、絵から得られる情報と自分のイメージを日本語で言語化することを目的としてこのワークショップを企画しました。

活動内容と様子  

 まず、アイスブレイクで「いっせーの」をやってもらいました。これは上げる親指の数を合わせるゲームで、想像していたよりもずっと盛り上がってくれました。中には何回も繰り返し楽しむグループも見られました。

いっせーのを楽しみ、教室の空気も温まったところで、本題の「なんの絵?」に入りました。用意したお題は、りんごやパンダなどの簡単なものから、お寿司や浴衣などの日本にまつわるものなどの全10個です。

参加者は4人~5人の5グループに分かれてもらい、日本人メンバーと、一緒に来てくれた大葉大学の学生さん2人が見回りとサポートを行いました。お互いに描いた絵を見せ合って笑ったり、日本語で一生懸命絵の説明をしていたりと、とても盛り上がってくれました。

参加者からのコメント

もう一度ゲームで遊びたいです。今回の交流で日本語がもっと好きになりました。日本語の大切なところも理解できました。ゲームの最中でわからない単語があったら丁寧に教えてくれ、いろいろな単語の勉強になりました。(水里高校学生)

 今日日本人と会話できてうれしかったです。日本のゲームも教わり、日本のことをもっと知りました。とても詳細に解説もしてくれて楽しかったです。ありがとうございました。(水里高校学生)

ワークショップを行って

ワークショップの企画から準備、実行までメンバーとたくさん相談し、苦労して作り上げましたが、頑張ってよかったと思いました。

実際にゲームを行ってみると、私の当日までの心配をよそに、想像していたよりもずっと盛り上がってくれて、時間が足りないほどでした。アイスブレイクのいっせーのが盛り上がりすぎて、10個用意していたお題も実際は2個しかできず、もっと時間をコントロールできていたらなと思いました。

今回のワークショップを通して、台湾の高校生は日本がとても大好きで、日本や日本人に興味を持っていることが分かりました。私たちの自己紹介と説明をとても熱心に聞いてくれ、ゲームを楽しんでくれて本当にうれしかったです。

私たちのワークショップが高校生たちの楽しい思い出になっていてくれたらうれしいです。

わたしが書きました!
渋谷 穂乃花 / Honoka Shibuya
日本語コミュニケーション学科2年生(取材当時)
日本語を学んでいる海外の学生さんたちに日本について教えたい、交流したいと思い今回のインターンシップに参加しました。私は初めて台湾に行ったのですが、台湾のみんなは温かくて優しく、私たちにたくさんの経験と思い出を与えてくれました。日本では味わえない空気感や、知ることのできなかった現地の学生さんたちの様子など、すべてが新しくとても良い経験をできたと思います。将来この経験が何かの役に立てれば良いなと思います。機会があればぜひまた台湾を訪れたいです。