今回のワークショップは2023年3月9日に東海大学(台湾)で1時間の時間の中で行われました。日本人の交換留学と日本語学科の学生も含めて、41人でした。
ジェスチャーに関する活動を行いました。ジェスチャーを使った動画と劇を見て、場面を判断することで、文化の違いについて学ぶことを目標としました。
活動内容
ワークショップでは、ジェスチャーを用いた無音の動画を見てもらい、その状況・動画のタイトルを話し合って考えてもらました。そして、なぜそう考えたのか動画と劇の中で手がかりを見つけてもらいそのポイントも含めて発表してもらいました。
動画と劇の内容
1、動画:Lineのメッセージの絵文字 (手で表現するジェスチャー)
2、 劇:電話している人に静かにしてと伝える場面 (共通のジェスチャー)
3、劇:手を顔の前で振る。(日本人らしいジェスチャー)
4、劇:ベトナムの子供の挨拶 (ベトナムのジェスチャー)
参加者は日本人(交換留学生・実習生)16人で台湾人25人でグループを分けました。初めて自分の国のジェスチャーについて話し合ったのですごく盛り上がりました。そして、日語回廊メンバーの劇が面白くて、参加者がそれを見ながら楽しんでいました。(日語回廊とは東海大学日本語学科の学生主催の交流会です。)
参加者からコメント
ワークショップについての感想では、他の国の様々なジェスチャーについて交流できたという意見や、沢山のジェスチャーの違いを知ることができたという意見、劇を見て内容を判断する活動がとてもおもしろかったという意見がありました。また、動画を見て考える活動が面白くてグループ内の誰でも発表の機会があってよかったという意見、同じ動画でも人によって解釈が違うように、ひとつのジェスチャーでも相手によって受け取り方が違うので、気をつけたいという意見もありました。一方、正解発表がもう少し詳しく説明して、答えにて声付きで演じしたら、より分かりやすいという意見がありました。
ジャスチャーは台湾でもよく見えます。しかし、ジャスチャーは国によって、いろいろな意味があるので、使いたいとき、必ず注意したほうがいいです。今回の活動はすごく楽しかったです。(協定校)
知らないジェスチャーや、意味の違うジェスチャーも知れてとても楽しかったです。また、グループでの会話を通して他のことも知れたので為になりました。あと、スライドにもう少し中国語があると日本人も中国語の勉強になるのであったら嬉しいなと感じました!(協定校)
台湾に来てから自分でもジェスチャーの違いを感じることが何度かあったので、今回の活動はすごく興味深かったです。 国によって違うところや、その国独特のジェスチャーが見られて、非言語動作の難しさが良く分かる活動でした。すごく面白かったです!お疲れ様でした。(交換留学生)
ワークショップのアンケートの結果
自分で振り返り
今回からワークショップの企画(企画、分担など)を学ぶことができました。また、ワークショップを成功させるためには、すべてのメンバーが自分の仕事に責任を持ち、常にお互いをサポートする必要があることにも気づきました。
そして、このワークショップの内容は、文化の違いをよりよく理解し、他の国のより興味深いジェスチャーを知ることができました。 回廊のメンバーの劇があるため、ワークショップが楽しく進んできました。
しかし、各グループでお互いのことを知らなった人が多かったので、最初の自己紹介のところを飛ばしてしまいました。そして、参加者のコメントを参考にしてから、正解発表のところをもう少し工夫した方がいいと思いました。
このようなワークショップをこれからも続けていきたいと思います。