事前調査 

事前に、協定生の方にメールを送って、幾つ質問をしました。
質問は、以下の4つになります。

  1. 若者言葉を使いますか?
  2. どのような若者言葉を使いますか?
  3. いつ若者言葉を使いますか?
  4. 大人も若者言葉を使うと思いますか?使うとどのようなイメージですか?

取り組み・話し合い

マレーシア出身の劉さんと日本出身の高屋さんと話し合いました。劉さんはマレーシア出身だけど、今は台湾で留学しています。そして、高屋さんとわたしは日本の若者言葉について知っているから、テーマを「台湾と日本の若者言葉」にして、台湾と日本の若者言葉を比較しながら話し合いました。

話し合いには、まず、事前メールの質問の回答を聞きました。そして、その回答について話し合って、発表するテーマを決めました。自分は香港出身だから、最初は「香港の若者言葉も入れよう!」と思ったが、チームメンバーは3人しかいないから、内容を長くしないほうがいいとみんなで相談して、台湾と日本に絞りました。

パワーポイント作成

劉さんが自分がよく使う台湾の若者言葉を紹介して、高屋さんとわたしは日本の流行っている若者言葉を紹介しました。その若者言葉を発表でみんなに紹介するのもいいと思って、台湾の若者言葉二つ、日本の若者言葉三つ、PPTに入れました。大人が若者言葉を使ったらどういうイメージをするか、また、台湾と日本の若者言葉にはどのような違いがあるのかもPPTにまとめました。

▼流れとしては、こんな感じになりました。

発表の流れ

スムーズに発表できるように、原稿を書きました。そして、練習しながら、PPTの修正をしました。最終的には、練習通り順調に発表できました。

全体を通して感じたこと

  • 大変だったこと

協定生が一人しかいないから、比較できる意見が少ないです。どうすればみんなが楽しめる内容で進められるのが大変でした。

  • 楽しかったこと

台湾の若者言葉について全く知らなかったから、自分にとって、新しい知識を得られて、とても楽しかったです。

  • 印象的だったこと

会話の例を作ることが印象的でした。


▼こんな感じで、若者言葉が使われている会話例を作りました。

日本の会話例、「詰んだ」「ぴえん」「とりま」「嬉しみが深い」は若者言葉
台湾の会話例、「歸剛欸」「氣再來」「興奮到模糊」は若者言葉
▲会話内容の日本語訳:

ア:Aさんまたさぼったようだ
イ:マジで?毎日じゃん
ア:先生きっと激おこ
イ:wwwwwwww
ア:そういえば、さっき教室の外で好きなタイプの人に出会った
ア:ドキドキ
イ:ドン引き

わかったこと・まとめ

台湾の若者言葉は…

  1. 大人も普通に使う
  2. 國語(台湾華語)や中国語より、台語(台湾語)のほうが多い

一方、日本の若者言葉は…

  1. 略語が多い(とりま、陰キャ、陽キャなど)
  2. 親しい人だけに使う
  3. 本当に若者しか使わない。大人が使ったらちょっと…

以上!

わたしが書きました!
何卓蕎 / Ho Cheuk Kiu
日本語コミュニケーション学科3年生(取材当時)
日本語教師を目指して、この大学に入りましたが、各国の日本語学習者と交流する機会があまりなかったです。今回の文化リサーチプロジェクトはオンラインになりましたが、本当にいい経験になりました。違う国、レベルの日本語学習者と話し合うことができて、いろいろなテーマの発表を聞きました。まだまだこれから学ぶことがたくさんあると思います。これからも自分の目標のために努力します!もし来年は実際外国に行ってこのプロジェクトに参加できれば、もう一度参加したいです!