今回私は、2024年3月4日にホーチミン市師範大学日本語学部の2,3年生約70人を対象に、約1時間半のワークショップを行いました。

このワークショップでは、日本のジェスチャーを知ることを目標としました。現地の学生さんが日本人と話すときや日本に来た時のために、ここでジェスチャーを少しでも体験することができれば、それがコミュニケーションをとるうえで役立つのではないかと考え、この企画を立てました。

活動内容   

 ワークショップでは、自己紹介を含めたアイスブレイクや日本のジェスチャー紹介、クイズ、ジェスチャーゲームなどを行いました。

~主な活動の流れ~  

1.アイスブレイク(自己紹介)

2.日本語で手の名前や体の部位の名前確認  

3.日本のジェスチャークイズ 

4.みんなでジェスチャーゲーム

参加者のみなさまから

参加者の学生から、終わった後に簡単な感想をいただきましたが、楽しかったと言ってくださる方がとても多くいらっしゃいました。自分では学生の皆さんに楽しんでもらえているかどうか、難易度はどうだったかがとても心配でしたが、終わってから参加者の皆さんやサポートしてくれた方々にとてもいい言葉をかけてもらったので良かったです。サポートしてくださった現地の先生からは、学生にとって日本語の難易度もワークショップの難易度もちょうどよく、学生がとても楽しんでいた様子が伺えてよかったとのフィードバックをいただきました。学生からもらった感想はとても嬉しくて、すべて大切に持ち帰りました。

今回のワークショップを通して

このようなワークショップをこれからも続けていきたいと思い自分が企画したワークショップを実際にやってみて、参加者から積極的にリアクションを貰えることはとてもうれしいことだと気が付きました。学生の皆さんは、日本の文化について話すととても興味を持って聞いてくださるので、もっと日本の文化をたくさん伝えていきたいと感じました。

また、今回のワークショップは、私もベトナムの文化を知ることができたので、双方にとってとてもいい機会になったと思っています。普段から異文化に触れている私ですが、改めて異文化を知ることの楽しさを知ることができました。私と同じように、このワークショップで、多くの参加者の皆さんが日本との文化の違いについて興味を持ってくださった様子を伺うことができて、私もとてもうれしく思いました。

わたしが書きました!
橋詰日向 / Hinata Hashizume
武蔵野大学日本語コミュニケーション学科2年生(取材当時)
今回、日本語教師とはどんな職業なのか、私に日本語教師は勤まるのかを知るためにこのインターンシップに参加しました。今回のインターンシップを通して、日本語教師は多くの学生に日本の文化を伝えることができる素晴らしい職業であると思いました。私は日本語コミュニケーション学科に入って、異文化に触れることの楽しさを知りました。今回初めての海外渡航でしたが、自分の知らない世界がまだまだあることを肌で感じ、もっとたくさんの異文化を体験したいと思いました。残りの学生生活でも、できるだけ多くの経験を積んで、人生の視野を広げていきたいです。