活動内容   

このワークショップは、日本の若者がよく使う言葉について深め、日本文化を学ぶことが目的です。時間は30分しかなかったので、始める前に先にグループ分けをしました。(4つのグループ)

活動の流れとしては、まずミニゲームを行いました。(言葉を見せて、その意味を推測してもらい、選択肢を選ぶ)

 ①「わんちゃん行くよ」→もしかしたら

 ②「バ先」→アルバイト

 ③「好きぴ」→好きな人

 ④「盛れる」→可愛い、綺麗だ

 ⑤「それな」→そうだよね

ミニゲーム

学習者が答えを選んだあと、説明を行いました。(例文を提示し、3人でロールプレイ)

私たちが考えた若者言葉も紹介しました。

次に、新しい若者言葉をグループごとに1つを創ってもらい、発表のとき意味や使い方も説明しました。日本語だけではなく、タイ語と日本語を組み合わせて新しい言葉を創ったチームもいます。すべてのグループの発表が終わったあと、投票で1位を選びました。

学習者の様子

「若者言葉」というテーマに学習者たちは興味を示していました。ミニゲームから実際の活動まで学生たちが積極的に活動してくれて、グループの間で意見を出し合い、たくさんおもしろい言葉が考えられました。また、作った若者言葉を発表するロールプレイの中ではミニゲームで紹介した日本の若者言葉を使っていたので、クラスの雰囲気が盛り上がりました。

①「ハンサマーク」→とてもかっこいい

②「わかんまい」→全然わからない

③「シンデれる」→疲れてもう死んでる

④「だるイート」→だるいけど食べる

感想

今回のワークショップは教科書で学べない日本語を紹介し、新しい若者言葉を創ってもらいました。学習者たちはみんな積極的に手を挙げたり、反応してくれたので、とてもやりがいを感じました。若者言葉を通して、日本語や日本文化について深めることができたらうれしいです。

わたしが書きました!
謝 雨桐 / XIE YUTONG
日本語コミュニケーション学科3年生
今回のプログラムを通して、とても貴重な体験を得られました。タイの文化や歴史などを知ることができ、異文化への理解も深まりました。授業を見学する際に、タイの学生たちが積極的に授業に取り込む姿勢にも感心し、充実な毎日を過ごしていました。日本語教育に興味を持ち、異文化交流してみたい方はぜひこの海外インターンシップに参加してください!