みなさんは「早口言葉」を言えますか?聞き取れますか?書けますか?

ベトナムのハノイ国家大学外国語大学の日本語を勉強中の1年生計16名の学生に「早口言葉対決で話す・聞く・書く力を身につけよう!」というテーマでワークショップを行いました。

活動内容   

 プロジェクトでは、少人数のチームに分かれ、順番に代表者が早口言葉を言い、残りの学習者は聞き取り、早口言葉を多く書けたグループの勝利という活動に取り組みました。

学習者が楽しんで学べるようにチーム対抗戦にしました。学習者たちは緊張のせいか初めはあまり発言をしてくれませんでしたがゲームが始まると競争心を持ち、繰り返し早口言葉を練習したり、上手く言えないとみんなで笑い合い楽しそうに活動していました。

 

初めは言葉が詰まって上手く早口言葉を言えない学生もいましたが繰り返し練習することでスムーズに難しい単語も言えるようになっていました。

参加者の声

参加者の皆さんから温かいお言葉を頂きました。(終了後のアンケートから)

 本当に楽しい授業だった。初めは中々上手く早口言葉を言えなかったが、繰り返し練習することで言えるようになりました。違う早口言葉も調べて練習したいです。

このような授業であれば毎日楽しく日本語を学ぶことができると思いました。一人で黙々と勉強をするのは苦手なのでみんなでゲームをしながら日本語を学べるのは私の勉強法に合っていると思いました。

 話す・聞く・書く力が身につくだけでなく、新しい単語も学べて50分間で楽しく色々と学習することができました。単語を覚えるのは苦手だけど、早口言葉で繰り返し口に出して練習することで定着し、すぐに覚えることができました。

楽しい授業でした。教え方が上手で笑顔で丁寧に教えてくれたので質問もしやすく、もっと他の授業を受けてみたいと思いました。また機会があれば、私に日本語を教えてください!

学習者の勉強意欲を高めるのは楽しい授業をすることだと思いました。一人で学ぶのではなく、グループで協力し合うことでできることも多くあると思います!みなさんも抱え込まず楽しく勉強してみてください!

わたしが聞きました!
池田 紗友里 / Sayuri Ikeda
日本語コミュニケーション学科3年生(取材当時)
私は大学で日本語教育について学んでおり、それを実践することで数ある経験を積みたかったので今回このプロジェクトに参加しました。教壇に立つ前は緊張と不安でいっぱいでしたが、先生や学習者が非常に優しくサポートしてくれたおかげで充実した3週間を過ごすことができました。今回の海外インターンシップでは日本語教育についての知識が身についただけでなく、学習者から学ぶことも多くあり、コミュニケーション力や積極性も身につきました。この経験は自分にとって大きなチャレンジで成長にも繋がりました。