今回海外インターンでベトナムに行くことになった佐野(筆者)。インターンが決まった当初はウキウキで楽しみにしていました。 しかし、協定校から送られてきた予定を確認するとなんと、、、、、、!!!!!

教壇実習が1人合計回(計400分)、アシスタント2回だとぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおお。驚きと、恐怖で出発日まで心配でなりませんでした。 実際パワーポイントや教案作りで、大量の時間を要しました。更に、初めての海外渡航ということもあり、相当な時間を使い渡航準備をし、ビビりながらベトナムに向かいました。

担当した授業について

教壇実習は1人でやる授業と、2人で担当する授業含め50分授業を×8コマやりました!!

私が担当したのは、みんなの日本語は35課。(ダブルディグリー)ほかの授業は、ハノイの大学で用意されていたテキストを使って、作文、聴解、の授業を主に行いました。

授業の様子

はじめての授業で、とても緊張していましたが、ベトナムの生徒はとても主体性がありました!!なので、いつでも誰か発言していることが多く、手もたくさん挙げてくれるので助かりました。(>_<)日本では、教師が質問したことに帰ってこない場面も多々ありますが、ベトナム人の生徒はとても明るく、必ず答えてくれます!! 学ぶ意欲もあり驚きもありました。

2回目の授業
みんな手を挙げてくれます

私たち4人は、答えてくれた人にお菓子をあげていたので、生徒の皆さんはお菓子欲しさもあり、たくさん手を挙げてくれました。(( ´∀` )

成果

成果としては、個人的には成功できたかなと思います。

基本はテキスト通りにやり、そこに出てきた文法の簡単な説明や例文を作る感じで授業を進めました。そこで感じたのは、実際大切なのは、教案よりもスライドです。日本語でどれだけ丁寧に説明しても、まだ初級の学習者がすべてlisteningできません。なので、どれだけイラストと簡単な例文、ボディランゲージで説明するかが今回の課題でした。シンプルな説明になるほど、日本語の細かなニュアンスが伝わらず、難しかったです。

本当に、授業中はどれだけ自分が準備できているかで、授業の出来が変わりました。

2週間で時間が無い中で仕上げたので、土日を挟んだ月曜の実習は割とうまくいったイメージがあります。

とにかく一番大事なのはスライドづくりです!!! そして、声の大きさ!! 動き! お菓子! です!

お菓子をあげている様子

先生や学習者からのコメント

とにかく、武蔵野の学生は真面目!!と毎回言われていました(( ´∀` )笑

今まで、こんなに真面目に休みの日も準備して、スライドも教案もたくさん作った学生はいないとまで、言われ内心、びっくりと(もっと、肩の力を抜いてやっていいんだ)という安心感もありました。

いつもハノイの先生方は、とてもフレンドリーで「大丈夫ですよ~」と何度も何度も私たちに行ってくださり、緊張と不安ばかりだった私たちは本当に救われました。

感想

この二週間で、本当にたくさんの経験をしました。それは、教師としての経験もそうですが、ベトナムの食事や文化、歴史などもです。私にとって初めての海外は、日本と同じところを見つけることが難しいくらい何もかもが違っていてそ、れにも戸惑いながら過ごす毎日はとても刺激的でした。例えば、初日にして一番驚いたことは、バイクの多さです。多いし、近いです。ベトナムといえばバイクが危ないというイメージですが、実際に行くと本当にレベルが違いました。ベトナムは歩行者優先ではなく、バイク優先という感じで、歩道にバイクは走ってるし、信号は意味ないし、停止線もないです。二週間もあればなれましたが、あのバイクは日本人にとってはとっても衝撃的だと思います。私たちは、ホテルから学校までの約20分を歩いて登校していましたが、その道のりもとても危険でした。写真があるので見てください。

この写真のちょうど左手に学校があります。

授業では、初めて前に出て授業をしましたが、新たな発見や、失敗を重ねて二週間前よりもとても成長できた濃い二週間でした。それを乗り越えられたのは、これを計画してくださったULISの先生方、そしてとても暖かく迎えてくださった生徒たちのおかげです。辛いときもありましたが、それ以上の楽しさと、刺激がありました。

これから、インターンシップを考えている方々は絶対に参加した方がいいです!!

やさしい、ベトナム人の友達との写真
ここでダブルディグリーしました

このインターンシップはこれからの人生でもう二度とないチャンスです!! 深く考えずに、応募してみてください!!たくさんの学びと、新たな発見、わくわく、刺激を感じられるはずです!!

わたしが書きました!
佐野華鈴 Sano Karin
日本語コミュニケーション学科2年生(取材当時)
日本語コミュニケーション学科2年生(取材当時) 高校生の時までは、ずっとスポーツをしていて勉強はまじめにしたことはありませんでした。ですが、ただただ海外への謎のあこがれがあり、大学もグローバル学部に入学しました。インターンシップもあまり深く考えずに初めは、海外に行けるからと応募しました。しかし、学も経験も無かった私ですが、この2週間で多くの経験と学びを得ることができました。