メンバーとテーマの紹介

 台湾の東海大学のユルさんとベトナムのハノイ国家大学外国語大学のアンさんと「各国のチャレンジフード」のテーマに取り込みました。このテーマに取り組んだ理由は「当日の話し合い」に述べてあります。

 三国(日本・台湾・ベトナム)の怪奇な食べ物の味や食感を紹介することによって、聞き手を驚かせるトピックです。大勢の人が食べられないフードを挑戦してみたい方にお勧めします。

事前準備

 自国の 「人気がある食べ物の名前」、 「人気になった理由」、「 買える/食べられる場所」を調べるという事前準備をメールで依頼しました。

メールの本文はこちら▼

 わたしたちのチームのテーマは、『流行(りゅうこう)の食(た)べ物(もの)』です。
チーム活動(かつどう)のために、つぎのことをネットでしらべてください。
なかったら、友達(ともだち)に聞(き)いてみてください。

① みなさんの国(くに)では、今(いま)人気(にんき)があるものは何(なん)ですか。
② なぜ人気(にんき)がありますか。
  ★たとえば、安(やす)いとか、おいしいとか、デザインがかわいいとか どこで買(か)えますか。

 これ以外(いがい)で、流行(りゅうこう)の食(た)べ物(もの)について気(き)になることがあれば、調(しら)べてみてください。
 2月16日にZoomで会(あ)えることを楽(たの)しみにしています!!
 わからないことがあれば、わたしにいつでも聞(き)いてください!

当日の話し合い

 まず、調べてきたことをお互いにシェアしました。話し合ったあと、一期に流行の食べ物について発表するチームが多くて、逆にチャレンジの食べ物について発表するチームがなかったとメンバーが気づきました。チャレンジフードについては、他のチームがやっていないし、知っている人も少ないし、印象的なテーマなのではないかとメンバーの全員が思い、テーマを変えました。調べてきたチャレンジフードの資料を交換するとき、メンバーが驚きながら話し合うことができて、とても面白い体験でした。
 例えば、日本のイカの踊り食いは、足一本をふくむと吸盤がぴたっと吸いついてきます。イカのゲソの動きも感じられます。ベトナムのバロット卵は孵化前の卵を茹でて食べるので、殻の内部では雛の姿がある程度出来上がっており、羽根や嘴が形成された状態で出てきます。ここまで聞いて料理を想像すると恐怖感が出てきませんか。
 詳しく知りたいかたは下の動画をご覧になってください。

日本・踊り食い【sniffhomeチャンネルより】
ベトナム・バロット卵【itopronetチャネルより】

パワーポイント作成

 右側の画像のように五つの項目があります。
 各々の国について一人ひとりスライドを作成しました。各国のチャレンジフードのスライドに名前や食感や食べ方などをまとめました。

自己紹介:メンバーの個人情報     
Q&A:グループメンバーの意見と感想 

発表の練習

 発表の練習が4つのステップがあります。
☞ Step 1:スライドを変えるタイミングを練習します。
☞ Step 2:タイムコントロールを確認します。
☞ Step 3:発表の音量や発音などを練習します。
☞ Step 4:合同練習をします。

 練習が多いかもしれませんが、全員が協力していただいたので、疲れをまったく感じませんでした。逆に、楽しくチームワークができました。

発表本番の感想

 緊張で、所々がはっきり発音しなかったり音量が小さかったりしました。しかし、全体的にタイムコントロールやスライドショーなどがスムーズにできました。発表後、「びっくりした」、「おもしろかった」、「印象的だった」という積極的なコメントをいただきました。今回の活動が大成功だと思います。

全体を通して、感じたこと

 ❀ 大変だったこと: チーム名を決めるとき、意見がそれぞれありました。どちらにしたらいいのか知らなくて非常に困ってしまいました。
 
 楽しかったこと: チーム名をなかなか決められなかったとき、ジャンケンで決めることにしました。しかし、ジャンケンで何回も勝負が決まらなくて、何回もやり直して、非常に盛り上がりました。ジャンケンでアイスブレイクもできたなと私が思います。また、活動で知らなかったことを勉強になったり新たな友人もできたりして、楽しかったです。
 
 印象的だったこと: 協定生の日本語が上手であることだ。大学一年生の方もいますし、日本人と話したことがない方もいますが、みんなが伝えたいことを日本語で上手に伝えられることに驚きました。また、同じの国籍の方もいますが、活動中母語を一字も使わず、すべて日本語でコミュニケーションをしました。協定生の日本語コミュニケーションが非常に高いと印象的でした。

わたしが書きました!
VU THI THAO / ヴ ティ タオ
日本語コミュニケーション学科3年生(取材当時)
元々人間とのコミュニケーションが好きで武蔵野大学のJC学科に入りました。「海外の複数校の協定生と交流したい!」と想い、「文化リサーチプロジェクト2022」に応募しました。プロジェクトを通して、新しい友人ができて、現地の生活や変化などを知ることもできました。非常に貴重なチャンスだなと思いました。海外の学生と交流することや日本語を教えることや異文化を知ることに興味がある方は参加してみてはいかがでしょうか。