今回のワークショップは、グループ分けて参加者がタイと日本の朝食文化について理解を深め、交流を通じて異文化コミュニケーションを体験させます。タイと日本の朝食の特徴を理解し、アレンジすることで、異文化理解やコミュニケーション能力を向上させることを目標としました。

活動内容   

和やかな雰囲気の中で日本の朝食に関するクイズから始まり、タイの朝ご飯は何を食べるかという学習者がわかる話題から始まり、どんどん興味を引きます。

和食朝食のクイズ

そして、和食朝食の基本的な要素や文化についての簡単な説明が行われ、「一汁三菜」の和風朝食をもとにタイ朝ご飯にアレンジしてみるという、今回の活動内容を説明します。

一汁三菜の説明

今日の活動の説明

テーマ:自分のグループで和食朝食をもとに、おすすめのタイ料理を日本風にアレンジしてみましょう。

・見た目と味も自由にデザインしても構わない。
・想像したメニューをカラーペンで描いたり、詳しい説明を書いてください。
・各グループから1名のメンバーにより発表する。


デザイン・考え方が一番面白いチームに特別なプレゼントをあげます!!

優勝したチームの写真

参加者たちは自分たちのアイディアをグループ内で話し合い、内容の構想や発表の準備を始めました。日本語の単語が分からなくて発表の説明するのが苦手だという声が出ましたが、私たちは隣でしっかりサポートするから大丈夫ですと伝えて、参加者が自信を持ってニコニコしながら発表の準備をするのが印象的です。

最後に、参加者たちはそれぞれグループワークのアレンジを発表し、他のメンバーと意見交換を行いました。このワークショップを通じて、日本語コミュニケーションスキルが向上し、異なる文化を持つ参加者同士が有意義な交流を深めました。

ワークショップの様子

参加者たちがアレンジしたタイ風「一汁三菜」の写真

参加者からのコメント

日本の朝ご飯をたくさん紹介してくれてありがとうございます。グループワークの時もアレンジした料理の絵を描いたり、日本語の説明を書いたり、色んなアイディアが出て友達とたくさん話し合いました。今回のワークショップがとても楽しかったです。また参加したいです。

自分で振り返り

今回のワークショップを通して、タイのことも色々勉強しました。参加者が違う文化の背景を持っているから、二つ文化の違いは、互いを理解する貴重な機会を提供しました。朝食文化は、異文化間のコミュニケーションを促進することを認識しました。朝食をアレンジすることで、日本語コミュニケーション力を磨きながら、食べ物に関するそれぞれの見方や考えをグループで共有し、日本とタイお互いの文化を理解できます。

わたしが書きました!
ショウ ヨウキキ / XIAO YANGQIQI
武蔵野大学日本語コミュニケーション学3年生(取材当時)
外国語学習に興味を持ち、高校から日本語を学び、将来的に武蔵野大学で日本語教育に関わる知識を研究したいと考えています。今回の海外インターンシップで海外の日本語教育現場を見学して色々勉強になりました。タマサート大学での授業見学や協定校の学生たちとの日本語でのコミュニケーション経験を活かし、日本語教育の研究に頑張りたいと思います。