タイで2023年2月5日から24日の20日間海外インターンシップに参加しました。 そして、ワークショップを実施し、タイと日本を掛け合わせた新たなレシピをつくってもらいました。

マハーサーラカーム大学 人文社会学部 日本語科 4年生約30人の学生 医療サービス授業においてワークショップを開催しました。

ワークショップ

活動内容   

このワークショップでは、日本料理とタイ料理を合わせて新しい料理を作ってもらいました。学習目標は、タイと日本にある食の異文化理解を学び偏見や差別をなくします。

 その様子はこちら▼

参加者は日本食の材料や調味料を調べている際に、日本で日本食を食べたくなっていました。また、中学生に戻ったような姿で絵を描いていました。参加者は日本とタイの料理を調べる時にグループ内での協力がありました。また、スマホで調べる際に、授業に関係ないSNSを使用している学生はいなかったです。グループごとに発表する際は全員が目を向け、どんなレシピがつくられたか注目していました。また、私が活動中にグループへ近づくと、自然と学習者はどんなレシピをつくっているか教えてくれました。参加者はいつでも真剣に取り組んでいると気づきました。

完成したレシピ

日本食のとんかつとタイのグリーンカレー、そして、タイのチリナンプラーソースをあわせたグリーンかつカレーを発表してくれました。

日本の寿司とタイのエビフライを合わせます。そして、タイの調味料であるチキンソースを合わせた「すしえびフライ」を発表してくれました。

参加者の声(異文化理解)

日本ではお米だけを食べていると思っていたが、麺類も食べることが多いとわかりました。

タイでは日本よりも辛い料理が多いと知りました。

感想

このワークショップをきっかけに多くの学生が日本により興味を持ってもらえたと思います。参加者はグループ内で協力をしながらレシピの絵を楽しそうに描いていたので良かったです。難しかったことは、異文化理解をすることの大切さをどのように伝えるべきか分からなかったです。また、日本の食文化を調べている学生を見ると、日本に訪れたくなっているのではないかと思いました。このワークショップを通して偏見や差別が少しでも減らすことができてよかったです。そして、日本で日本食を食べてもらえることを楽しみにしています。

わたしが書きました!
中島 愛美 / Nakajima Manami
日本語コミュニケーション学科2年生(取材当時)
ワークショップで参加者が退屈してしまうか不安でした。しかし、始まってみると参加者は、真剣に周りと協力して取り組んでいたため、自信をもって進めることができました。とてもやりがいのある活動でした。今後、食文化以外の異文化理解にも目を向けてもらえると嬉しいです。