この人に聞きました!
ชีวธันย์ คำมุงคุณさん / ベラさん
マハーサーラカーム大学人文社会学部タイ語と東洋言語学科日本語専修 4年生
ベラさんは附属高校の授業も一緒に参加してくれて、高校にも日本語専攻があることがびっくりしたことについて話していた。日本では外国語学習は英語のみが一般的であるが、タイでは英語+もう一言語が普通だと知り、このテーマについてインタビューしたいと思った。
聞いた人:松住祐里(武蔵野大学学生)
Q.
日本語を勉強し始めたきっかけ

――いつから日本語を勉強していますか。                                                              中学1年生から勉強しています。                                                                  ――日本語を勉強できる中学校は多いんですか。それとも特別な学校ですか。                                               あの、そんなに珍しいわけじゃないと思います。だいたい町の中にある学校だと、日本語とかベトナム語、フランス語、中国語とか、いろいろな外国語を勉強できることが多いです。学校にはタイ人の日本語の先生がいて、授業で勉強します。                                                    ――高校でも日本語を勉強していましたか。                                                             はい、高校でも日本語を専攻していました。                                                            ――ということは、中学1年生から大学まで、だいたい10年くらい日本語を勉強しているんですね。                                     はい、そうなります。

Q.
中学・高校と大学の授業の違い

――中学や高校の授業と、大学の授業では内容は変わりましたか。                                                   はい、変わりました。大学では、なんというか、科目の種類が多いです。ホテルサービスのための日本語とか、日本語について調べる研究の授業とかがあります。ほかにも通訳・翻訳、日本文化、それから聞くことと話すことの授業もあります。                                                    ――中学や高校ではどんな授業でしたか。                                                              だいたい文法の授業が多かったです。教科書を使って文を作る練習をしていました。でも、日本人と話す機会はあまりなかったです。先生と話すくらいでした。

Q.
日本語教育について思うこと

――どんな授業があれば、もっと日本語が上達すると思いますか。                                                   今の高校生は、なんというか、ちょっとロボットみたいな日本語になっていると思います。教科書の言葉をそのまま使うことが多くて、普通の会話の日本語とは少し違う感じです。生活の中で使う日本語は、あまり練習できていないと思います。                                                     あと、タイの教科書の言葉は、だいたい少しかたくて、ちょっと古い感じがあります。例えば「成人の日」という言葉が出てきます。でも今は「二十歳のつどい」と言いますよね。こういうふうに、教科書の内容があまり変わっていないこともあります。だから、もっと新しい情報が入るといいと思います。

Q.
大学の授業について

――大学の授業についてはどう思いますか。                                                             今のところ、私にとっては大丈夫だと思います。生活で使う日本語も多いですし、通訳や翻訳の勉強もできます。なので、内容には満足しています。

Q.
日本人との交流について

――私たちのような日本人が来ることは、いい機会だと思いますか。                                                  はい、いい機会だと思います。あの、マハーサーラカーム大学にいる日本人の先生は、だいたい厳しい。だから、日本語を話すのがちょっと怖くなることもあります。でも、先生じゃなくて普通の日本人が来ると、みんな気軽に話せます。                                                        先生と話すときは、だいたい授業のことについての言葉が多いです。でも、日本人と話すと、生活の中で使う日本語の練習になると思います。

わたしが聞きました!
松住 祐里/Matsuzumi Yuri
日本語コミュニケーション学科2年生(取材当時)
大学進学を考え始めた頃から、将来は教育に関わる分野に進みたいと考えていました。父がベトナム人ということもあり、これまでの生活の中で外国の人と関わる機会が多く、外国の人に日本語を教える「日本語教育」という分野に興味を持つようになりました。そこで、日本語コミュニケーション学科に進学し、日本語教育や異文化理解について勉強してきました。また、日本語教師を目指すのであれば、実際に海外で生活し、現地の人々と関わる経験をしてみたいという思いも以前から持っていました。海外で日本語がどのように学ばれているのか、また日本文化がどのように受け止められているのかを自分の目で見てみたいと考えていたからです。そのため、大学在学中に海外での経験を積みたいと思い、今回このインターンシッププログラムに参加することを決めました。