2026年3月2日に彰化藝術高校(台湾)でCLIL活動を行いました。参加した学習者は45人でした。彰化藝術高校は日本語に触れたことがない人も多かったので、日本の文化に触れてもらい、日本について興味を持ってもらうことを目的として活動内容を企画しました。

活動内容   

まずアイスブレイクとして、日本のじゃんけんをみんなで行いました。アニメでじゃんけんを見たことがある学生も中にはいましたが、みんなで一緒に掛け声を覚えて言ってもらうことを目的として行いました。実際にじゃんけん大会を行い、日本のじゃんけんを楽しんでもらいました。

みんなでじゃんけん大会を楽しんでいます(^^)

アイスブレイクを行なった後、メインの活動では、日本の正月と台湾の春節の比較、日本の自販機についての紹介、日本の給食についての紹介を行いました。

今回そのうちの一つである、日本の正月と春節の比較の授業についてどのようなことを行なったか紹介します。

1.日本の正月の挨拶を紹介

日本のお正月によく聞く挨拶を紹介して学生に発声してもらいました。

新年快樂→明けましておめでとうございます。

今年也請多指教→今年もよろしくお願いします。

2.日本のお正月の紹介

春節には何があるのかを高校生に聞いた後に、日本の正月はどんなものがあるのかを紹介しました。

3.紹介の後はみんなでクイズ大会

日本のお節料理と台湾で食べられている年菜の中から同じ意味である料理をグループで話し合って当ててもらったり、日本のお正月の文化についての◯×クイズに挑戦してもらいました。正解数が多かったグループがいくつかあったので、アイスブレイクで行なったじゃんけんをグループ代表に実践してもらいました。

授業後は高校生のみんなと写真撮影会をしました。みんなと楽しく過ごせて高校での授業は良い経験になりました!

指導教員からのアドバイス・フィードバック

主に以下のフィードバックを受けました。

①行動と発声の場面をわかりやすく区切る

今は何を学習者に行ってもらいたい時間なのかをしっかりと学習者に提示することで、学習者の混乱を防ぐことができ活動等がスムーズに進むというフィードバックをいただきました。

②締めの言葉は簡潔にわかりやすくする

シンプルに言葉をまとめることで通訳をしてくれる学生からや、学習者も何を説明されているのか理解しやすくなるというフィードバックをいただきました。

振り返り

今回の高校生に対しての活動は、日本の文化を一方的に伝えるだけではなく、学習者の文化と比較しながら相互的に学ぶことの大切さを改めて実感しました。学習者にわかりやすく伝えるためにはどんなことを意識しなくてはならないかや、学習者に意欲的に授業に参加してもらうためにはどんな能動的な活動を行なってもらうべきかを考え、実践的な授業になりました。今後の課題としては、学習者が主体的に参加できる授業づくりを意識的に行う必要があることに気づきました。

わたしが書きました!
金原瑠菜 / Runa Kanehara
武蔵野大学日本語コミュニケーション学科2年生(活動当時)
中学生の時に海外の人とのタンデム学習を通して日本語教師に興味を持ち、日本語教師の養成課程がある武蔵野大学に入学しました。このインターンシップを通して、より日本文化を知りたい、授業を行うにあたりどのような教育を提供することが学習者に対して重要であるのか、今後の大学生活での学習で学んでいきたいと興味が深まりました。日本語教育にフォーカスを当てた活動をすることができるので、興味のある方はぜひ参加してみてください!