こんにちは!JC海外インターンシッププログラム2026に参加した佐久間彩葉です。
今回はCLIL活動を東海大学で行いました!東海大学は1955年創立の台湾で最も歴史のある私立大学で、私たちは日本語学科で2週間の研修を受けました。
この活動は、日本語のレベルに関係なく、有志で集まった学生さんを対象に行いました。

活動内容   

☆概要
実施日:3/5
授業時間:30分
学習者の人数:約20人
使用教材:作成したPPT・ワークシート

ワークショップ(CLIL活動)では「日本語のリズムとオノマトペを体験しよう」というテーマを行いました。集まった学生さんは日本のアニメや漫画が好きな人がたくさんいました。
そのため、漫画にもよく使われる日本語の微妙なニュアンスの違いを伝えることのできるオノマトペについて知ってもらおうと思い、このテーマにしました。

授業の流れを簡単に紹介します。
①導入:オノマトペの「ドキドキ」と「ドッキドキ」という2つの言葉を通して、同じ言葉でも印象が変化を拍手で体験
②メイン活動:オノマトペの使い分けや違いについて学ぶ・実際の写真を見てどのようなオノマトペが当てはまるかクイズ
③まとめ:実際の写真を見てどのようなオノマトペが当てはまるかを話す

②のメイン活動では、場面によってどのオノマトペは当てはまるかどうかをクイズにしました。人によって全く意見が違っていたところが印象的でした。そのため、クイズの答え合わせでは徹底して、個人によって当てはめるオノマトペには違いがあること・その微妙なニュアンスの違いを伝えることができる魔法の言葉が「オノマトペ 」であると伝えました。
実際の写真を使用し、写真だけでどのようなオノマトペがあるかをワークシートで考えてもらいました。学生さんたちが積極的で様々な意見があり、クイズも、とても盛り上がりました。

③のまとめでは、ひらがな・カタカナのオノマトペのどちらが好きかということを質問すると、全員がひらがな表記のオノマトペが好きだと答えてくれました。柔らかい見た目になるひらがな表記の方が好みだそうです。このまとめでは、表記方法で意味が変化しないこと・日本人の使い分けには厳密なルールはないことを伝えたら、みんな驚いていました。

 授業で使用したPPT▼

使用したワークシート▼

指導教員からのアドバイス・フィードバック

主に以下の3点のアドバイス及びフィードバックを受けました。

☆学習者が視線をどこに向ければよいかを明確に示すこと話すスピードに気をつける

日本語を習って間もない頃は日本語の指示が聞き取れないことや自信が持てないことがあるため、ジェスチャーや表情などのパフォーマンスで示すと更に伝わりやすい授業になるとアドバイスいただきました。また緊張して、話のスピードが早くなってしまうため、丁寧に一つひとつを発音することが大切だと教えていただきました。

*ワークショップ後のアドバイス

 ☆教師として大切なこと・良かったところ

「絶対に学習者を否定しないこと」を大切に、とアドバイスいただきました。小さな否定の積み重ねが学習者の自信や学ぶ姿勢に影響を与えてしまうと話していました。そのため、もし教壇に立つことがあったら、絶対に否定をせず、学習者と一緒に歩んでいくというということを忘れずにいたいと思いました。また良かったところでは、生徒の様子を見て、理解できているかを確認しながら授業をしているのがとても良いと言っていただきました。

*ワークショップ後のアドバイス

☆これから日本語教師を目指す中で

教師は一緒に歩む伴走者であり、メインは学生であるということを忘れないように、とお話をいただきました。また、今は学生だからこそ、身の回りの先生方の良いところを吸収して自分だけの教師像を作っていってください、ともお話しいただきました。学習者がよりよい学びを得られるように、まずは教師同士が協力することを忘れないでほしいと最後におっしゃていました。

*ワークショップ後のアドバイス

ワークショップ(CLIL活動)を通して

今回のCLIL活動では、はじめて実際に前に立って授業を行いました。その中で、指示の難しさや話すスピードが緊張して早くなってしまうなど未熟なところを痛感しました。しかし、思いやりの気持ちは言語の壁を超えて伝わるということを実感しました。授業を行ってみて、PPTスライドの作り方や内容、時間配分などを改善点も多く見つかりました。これから改善して良いものにしていきます。実はワークショップのビデオ録画中に電源が切れるという特大ハプニングが発生しましたが乗り越えることができました。私はまだ将来どうしたいのかを迷っていますが、今回の経験をこれからの生活や学習に活かしていきたいと思います。

わたしが書きました!
佐久間 彩葉 / Iroha Sakuma
武蔵野大学グローバル学部日本語コミュニケーション学科2年生(取材当時)
私はこの学校で過ごすうちに、様々な国の人をつなぐような仕事がしたいと考えるようになりました。まずは実際に経験してみよう!と思い、今回のインターンシップに参加しました。2周間の海外渡航の中で大変なこともありましたが、貴重な経験や気付きを得ることができました。支えてくれたバディの皆さん・先生方、関わってくださったすべての方に感謝の気持ちでいっぱいです。