こんにちは!JC海外インターンシッププログラム2025に参加した石田空寧です。
今回、マハーサーラカーム大学に実習生として参加しました!マハーサーラカーム大学はタイの首都バンコクから約470km離れた東北地方の中心都市に位置し、私たちは日本語専修で3週間の研修を受けました。私は一般教養の授業で「和食文化を知ろう!」というテーマでワークショップを行いました。参加した学習者は約90人でした。

活動内容   

☆概要
実施日:2/20
授業時間:約40分
使用教科書:なし
学習者の人数:約90人

今回のCLIL活動ではワークショップのような形式で行い、学習者が日本語専攻ではない学生であることを踏まえ、日本食にはさまざまなルールがあることを知ってもらうとともに、それらのルールを理解したうえで日本食に興味を持ってもらうことを目的としました。

日本では食事をする際にルールがあることを説明するために、まずは箸を使う際のダメなルールをいくつか紹介しました。実際に箸を用いてダメな例を実演するなどをしました。その中で一つに焦点を当て、クイズを取り入れながら、なぜダメなのかの理由を説明しました。

次に日本食の配置について紹介しました。まずは「一汁三菜」を紹介しました。一汁三菜とは何かを説明したあと、一汁三菜を取り入れることによって栄養バランスが整うことなどを説明しました。その後、パワーポイントを使って一汁三菜がどのような配置になるのかを考えてもらい、実際に学生に動かしてもらう活動を行いました。

参加者は主に日本語専攻ではない学生で、一般教養として日本の文化や簡単な日本語を学んでいるというような学習状況だったため、スライドには日本語だけでなくタイ語も載せるなど工夫しました。問いかけに反応するなどと積極的に活動に参加してくれました。

参加者の様子

参加者からのコメント

☆進度が速い…

内容の進度が速いのでもう少しゆっくりがいいとのコメントをいただきました。私自身少し緊張していたこともありますが、参加者の日本語学習状況を踏まえたうえで進めるべきだったと感じました。

 ☆実際の写真を見ることが出来て楽しい

CLIL活動で使用したパワーポイントで私自身の写真を用いていたのが良かったとのコメントをいただきました。インターネットで調べるのとは違った知識や、よりリアルな日本の雰囲気を伝えることができたのではないかと思いました。

☆日本の衣装や伝統文化に興味がある

日本の何に興味があるのかを質問したところ、着物や制服などの日本の衣装や、七夕やお正月などの伝統文化に興味があるとのことでした。

CLIL活動を通して

今回のCLIL活動では、参加者が日本語専修ではない学生であることを踏まえ、パワーポイントにタイ語を取り入れたり、イラストを多く用いたりするなど、日本語学習者でなくても理解できるよう工夫しました。しかし、参加者からは進度が速いというコメントがあったため、今後は参加者の様子を見ながら、より適切なペースで進行する必要があると感じました。また、本活動では日本文化を単に紹介するのではなく、その魅力を伝えることを意識しました。例えば、マナーの良くない例を提示し、その理由まであわせて説明することで、参加者の理解が深まるよう工夫しました。参加者は日本語専修ではないにもかかわらず、多くの学生が興味や関心を持って積極的に参加してくれていたと感じました。このCLIL活動を通して、日本文化に興味を持つ学生が多くいることを実感しました。今後は、学生が日本文化に触れる機会をさらに増やしていくことができればよいと感じました。

わたしが書きました!
石田空寧 / Ishida Sorane
例:日本語コミュニケーション学科2年生(取材当時)
日本語教師や観光分野に興味があったため武蔵野大学に入学しました。日本語教師と観光分野のどちらの道に進むか悩んでいたため、今回の海外インターンシップに参加することを決めました。現地実習では学習者のレベルに合った学習方法や授業内容を考えることの難しさを実感しました。その一方で、タイと日本の文化の違いに触れるなどと、とても新鮮で充実した日々を過ごすことができました。すこしでも興味のある方はぜひ参加してみてください!