JC海外インターンシッププログラム2026に参加した松住祐里です。 今回、タイのマハーサーラカーム大学に派遣され、大学だけでなく附属中学校・高校の授業にも参加させていただきました!大学では教壇実習を、中学校・高校ではワークショップをメインに行いながら、現地の学生たちと交流しました。

活動内容   

概要
実施日:2/12.19
学習者の人数:1年生21人/2年生15人
テーマ:茶道体験
*同じ内容の授業を各学年ごと実施

タイでの活動の一環として、マハーサーラカーム大学の附属中学校・高校の授業に参加する機会をいただいた。大学の授業が休みだった木曜日(2月12日、19日)に訪問し、日本文化を紹介する簡単なワークショップを行った。

今回の活動では、先生が景品として手に入れたという煎茶セットを使い、抹茶を体験してもらうことにした。タイの学生が伝統的なお菓子を紹介し、私たちが日本のお茶文化を紹介するという、互いの文化を体験し合う形での交流である。

当日、学生たちは市場やコンビニで買ってきたタイのお菓子を持ち寄ってくれた。色鮮やかな見た目のものや、ココナッツやもち米を使ったものなど、普段なかなか出会うことのないお菓子ばかりで、タイの伝統的な味を知る貴重な機会となった。どれもとても甘く、かつ、ひとり1つ持ってくるスタイルだったため、授業の終盤は結構大変で笑ってしまうほどだった。

その後、簡単に茶道について説明し、実際に煎茶セットを使って抹茶を点ててみせた。今回使った道具はプラスチック製だったため、うまく泡立てるのは少し難しかったが、学生たちは興味津々の様子で見守ってくれていた。順番に抹茶を飲んでもらうと、「苦い!」と言いながらも楽しそうに味わっている様子が印象的だった。

タイでは、飲み物はとても甘いものが多い。ミルクティーやジュースには大量の砂糖が入っていることがデフォルトで、甘くない飲み物といえばブラックコーヒーか水くらいでだった。また、いかにも緑茶の見た目をしたお茶にも砂糖が入っているのは正直かなり困った。抹茶の飲み物にも砂糖が入っていることが一般的であるため、苦いお茶を飲む経験は、学生にとって新鮮だったのではないかと思う。

高校生が工夫するおしゃれ

また、タイの高校生と交流する中で、制服の着こなしにも興味を持った。タイの学校では制服が決まっているが、その中で学生たちはさまざまな工夫をして個性を表現している。例えば、スカートに付けるベルトにシールやシュシュをつけたり、靴のチャームがみんな違っていたり、それぞれのアレンジがとても可愛らしかった。附属中学校・高校では、メイクやネイルに寛容な様子だったものの、大学とは違って制服を着ることが必須であるため、このような工夫が見られたのだと思う。

ワークショップを通して

今回の交流では、日本文化を紹介するだけでなく、タイの文化や学生生活についても多くのことを知ることができた。小さいころから慣れ親しんだお菓子の味の違い、高校生の制服のアレンジなど、小さな発見の一つひとつが印象に残っている。短い時間ではあったが、文化の違いを実際に体験しながら交流できた、とても貴重な機会となった。

わたしが書きました!
松住祐里 / Matsuzumi Yuri
日本語コミュニケーション学科2年生(取材当時)
大学進学を考え始めた頃から、将来は教育に関わる分野に進みたいと考えていました。父がベトナム人ということもあり、これまでの生活の中で外国の人と関わる機会が多く、外国の人に日本語を教える「日本語教育」という分野に興味を持つようになりました。そこで、日本語コミュニケーション学科に進学し、日本語教育や異文化理解について勉強してきました。また、日本語教師を目指すのであれば、実際に海外で生活し、現地の人々と関わる経験をしてみたいという思いも以前から持っていました。海外で日本語がどのように学ばれているのか、また日本文化がどのように受け止められているのかを自分の目で見てみたいと考えていたからです。そのため、大学在学中に海外での経験を積みたいと思い、今回このインターンシッププログラムに参加することを決めました。