私たちは2023年2月19日~3月11日までベトナムのホーチミン市師範大学で実習を行いました。

今回、私たちはホーチミン市師範大学で日本語を学んでいる3年生を対象にワークショップを行いました。日本とベトナムの料理を組み合わせて新しいレシピを考えるということで、お互いの食について知ることが出来た、いいきっかけだったのではないでしょうか?

チームで発信!文化リサーチプロジェクト

活動内容   

まず、私たちはこの活動を通して、ベトナムと日本にある食の異文化理解を学んでもらうことを目的として行いました。

全体の流れとしては、まず有名な日本の食文化を紹介しました。お寿司についてや、ラーメンには色々な味があること、エビだけでなく色々な食材も天ぷらにすることなどを伝えました。

アイスブレイクを通して、ベトナムや日本の好きな食べ物をそれぞれ考え紹介し合ってもらいました。

その後、日本とベトナムの料理、調味料、材料などを調べてもらい、特徴を考えたうえで新たなレシピを考えてもらいました。

今回は、大体5~6人程度のグループになってもらって考案したレシピの絵をグループごとに描いてもらいました。

最後にグループごとに発表してもらってどんな新しいレシピを作ったか共有してもらいました。

新しく考えてくれたレシピがこちら▼

 

発表の様子

発表では、新しいレシピについての紹介をしてもらいました。それぞれ選んだ料理の紹介や、それらを選んだ理由、どんな人に食べてもらいたいかを発表してもらいました。その後質問タイムを取り、私たちだけでなく先生や聞いていた学生にも質問してもらいました。

私の方からの質問では、選んだ日本料理を実際に食べたことがあるか、選んだベトナム料理はどんな味でどこで食べることが出来て値段はいくらなのかなど様々な質問をしました。

学生たちは急な質問にも的確に答えてくれて、この、発表を通して、かなり日本語での交流が盛んだったのもよかったと思いました。

また、先生からは「本当にその料理美味しいの?」といった厳しい質問がきていて、発表していた学生はかなり苦労している様子が見られました。

参加者の声

参加者の皆さんからは「楽しかった」の声が大きく、さらに日本料理を食べたくなったと言ってくれる方も多かったです。

感想

全体的にかなり盛り上がった印象で、とてもよかったです。私が食べたことがないベトナム料理を知ることが出来ました。

またこの活動を通して、私が知らない料理を一緒に食べる約束をしたり、仲良くなるきっかけにもなったのではないかと感じました。

有難いことにとても好評なワークショップになりましたが、参加してくれた学生がとても盛り上げてくれたことが1番の要因だと感じています。

私にとって、今後このような活動をする際の大きな糧になりました。

素敵な学生の方々と一緒にワークショップが出来て本当に楽しかったです!!!

わたしが書きました!
遠藤 真央 / Mao Endo
例:日本語コミュニケーション学科2年生(取材当時)
日本語学習や日本語教師に興味があり、大学でもそのような内容を学んでいます。さらに話すことが大好きで、たくさん話す機会があるのではないかと思い、今回の海外研修に参加しました‼ベトナムに行くのは初めてでしたが学生も先生方もとても優しくて、三週間本当に充実した時間を過ごすことが出来ました。また、今回の研修を経て、日本語学習や日本語教師に対しての思いがより強まりました。ベトナム料理は日本人の口に合うとよく言われますが、本当に何を食べても美味しかったです👍👍👍