こんにちは!JC海外インターンシッププログラム2026に参加した成田麗斗です。僕は2026年2月23日にタマサート大学で1年生の日本語学習者を対象に授業を行ってきました!テーマは「日本の若者・ネット言葉」とし、日本人の若者が日常的に用いる汎用性の高いフレーズを中心に学習活動を実施しました!

参加者は全員日本語専攻!活動時間は1時間程でグループワークを中心とした対話型の非常に活気のある雰囲気で活動できました!

活動内容   

活動内容 
テーマ 「日本の若者・ネット言葉」
難易度  初級・中級
時間   60分
対象学年 1年生

① 簡単な語彙の紹介

最初に日本人の若者が近年会話の中で用いる3つの単語を紹介しました。「やばい」「えぐい」「それな!」の3つの単語からそれぞれどんな意味なのか、選択肢をそれぞれつけ、どれがどの意味に当てはまるのかを個人で考えさせます。その後、同プログラムメンバーである3名にも補助役で入ってもらい、話し合ってもらいました。日本人学生の補助はありながらも、答えのスライドを見せる前に全問正解している生徒も見受けられました。

実際の使用事例の共有及び会話作成

「やばい」「えぐい」「それな!」の3つの意味を確認した後、どんな時に使うのか、補助役で入ってもらった日本人学生3名に手本を見せてもらいました。その後、グループ間で実際に会話表現として例文を作成してもらい、発表してもらいました。やはり「それな!」は非常に使いやすかったのかたくさんの生徒が使ってくれたのも印象的でした。また、日本語学習におけるおもしろさを知ってもらいたかったためタイでの生活やタマサート大学での生活をした感想を上記の単語を用いて話してみると、内容がわかりやすかったのか頷いてくれている生徒も多々見受けられました。加えて、タイの若い子たちが使う類似した意味の単語はないかなど、生徒たちからも我々が教わる形をとり完全会話形で進行できました。

終わりに

実際に学んだ語彙を復習し最後は生徒たちと学んだ語彙を使った会話ゲームなどを行いました。どの生徒も主体的に参加してくれたため授業内容以上の濃い内容を伝えることができました。

 授業の様子↓

今回の活動を通して

今回の活動を通じて、私は日本語教育の観点においても、また人としても少し成長できたと感じました。いくつか感じた要因はありますが、教育的な観点でいえば「伝える難しさ」と「日本語の難しさ」でした。身振り手振りなどを用いて優しい日本語で説明しても、わかってもらえる量には天井があり、やさしくゆっくり話しながらも生徒一人一人の様子を見ながら伝えることが大事だと気付かされました。また、「日本語の難しさ」においては、漢語を使わないことであったり、簡潔に端的な文で話すといった初歩の初歩の段階まで落とし込むことが大事だとも気付かされました。ただ、私の想像以上に生徒たちは意欲を持って主体的に取り組んでくれたおかげで、実際のスライド以上の内容を60分という短い時間ではありましたが伝えることができました。自分たちが大学で何かを履修する際は「受講生」としての立場でしたが今回は「先生役」として、ネイティブスピーカーという立ち位置で活動をしていたので、少なからずプレッシャーや緊張、不安もありましたが、なんとか無事に生徒たちの笑顔が垣間見えた楽しい授業を行えたのでよかったです。

わたしが書きました!
成田 麗斗 / Narita Reito
例:日本語コミュニケーション学科2年生(取材当時)
「常に異文化に触れられる」そんな魅力に引き寄せられて、私はJC学科に入学しました。特にフレンドリーな子が多く、チームのような暖かさのあるこの学科で自分は様々な言語を学んできました。大学2年生の秋ごろに友人から「海外でインターンができるらしい」という情報を聞き、漠然とした気持ちで説明会に行きました。審査に通り初めてタイに降り立った時、自分は大きな不安と心配を抱えていました。話したこともない子たちと1ヶ月弱の集団行動や、日本語の通じない環境での生活、生まれ育った環境の違う子たちに日本語をうまく教えられるのかなど、思い返せば色々と募るものはありました。ですが、まずはやってみるしかありません!机上の空論を並べるのではなく、まずはトライすること。主体的に食欲に何よりも自分の気持ちを全力でぶつけてみることが重要だと気付かされました。日本語を教えることの難しさに葛藤する日々も、様々な出会いや人の温かさに嬉しさを覚える日々も、きっと計りきれない経験値として、あなたの糧になるはずです。そんな貴重な体験ができるこのプログラムに、参加できて本当によかったです。