こんにちは!JC海外インターンシッププログラム2026に参加した三浦恭悟です。
このプログラムでは大葉大学のインターンシップ生として田中高校でCLIL活動を実施しました!大葉大学の学生に通訳を担当してもらい、参加してくれた高校生12人へ「丁寧な渡し方」をテーマに日本文化の「おもてなし」を紹介しました。

活動概要 

テーマ「丁寧な渡し方」
授業担当時間:20分
活動の目的:日常の何気ない「物の渡し方」に目を向け、丁寧さの重要性やおもてなしについて学習する。
使用教材:スライド,生教材
授業の流れ
①導入:丁寧な渡し方関する質問とクイズ
②メインの活動:場面ごとの丁寧な渡し方の実践
③終わり:まとめと振り返り

導入

⭐︎実施内容
目標 「丁寧な渡し方をできるようになろう!」
質問 「あなたが普段プリントを渡すやり方は?」 
丁寧な渡し方から得られる効果
丁寧な渡し方をする場面を紹介
クイズ 「3つの渡し方の中で丁寧な渡し方はどれでしょう?」

⭐︎ポイント
まずは「丁寧な渡し方をできるようになろう!」という学習目標を伝え、生徒に学習内容を把握してもらいました。次に、普段の自分の行動を振り返ってもらうために「あなたが普段プリントを渡すやり方は?」と問いかけ、実際に手を挙げてもらうことで自身の振る舞いを意識させるように仕向けました。その後、クイズ「3つの渡し方の中で丁寧な渡し方はどれでしょう?」出題し、正しい所作について主体的に考えさせる流れとしました。

メイン活動

⭐︎実施内容
グループに分かれて物の丁寧な渡し方を考えてもらい、実際に生徒に実践してもらいました。
こちらは授業内で使用した道具と渡し方を整理したものです。
ぬいぐるみ ぬいぐるみの顔を相手に向ける 片手をぬいぐるみの底に添える
本 表紙を相手に向ける 本の横を両手で持って渡す
ビニール袋 取手を束ねて渡す空いた片手をそこに添える
ハサミ 刃を持って相手に渡す

⭐︎ポイント
生徒が手本を見せてくれた後、周囲の生徒からもよく見えるように、私がその動作を改めて実演しました。

終わり

⭐︎実施内容
3ステップでできる丁寧な渡し方
まとめ

⭐︎ポイント
メイン活動から丁寧な渡し方の3ステップ(見やすく持つ、両手で渡す、軽く頭を下げる)で確認しました。最後には、丁寧な渡し方の本質は技術だけでなく「相手を大切に思う気持ち」であることを伝えて終了しました。

生徒の様子

私の授業を始める直前に「ジャンケン」を題材にした授業が行われていたおかげで、教室内は非常に明るく、楽しそうな雰囲気のままスタートすることができました。

導入として「あなたが普段する渡し方は?」と問いかけると 、多くの生徒さんが積極的に手を挙げて答えてくれました 。また、グループで「丁寧な渡し方」について考えてもらう場面でも 、和気藹々と話し合っている様子がとても印象的でした。

実際に物を渡してもらう実践活動では、少し恥ずかしそうにしながらも、多くの学生が意欲的に参加してくれました。特にクラスのムードメーカー的な学生は、あえてユーモアを交えた渡し方を披露して周囲を笑わせるなど、教室全体の空気を一段と和ませてくれたのが良かったです。

CLIL活動を通して

今回の田中高校でのCLIL活動を実施するにあたり、事前に大葉大学で練習の機会を設け、何度も試行錯誤を繰り返しながらこの活動案を完成させました。現地の先生からフィードバックをいただき、その都度修正を重ねる過程は正直なところ大変な作業でもありました。

多くの生徒さんが日本語を学習したことがなかったため、言葉が通じずに授業が盛り上がらなかったり、参加してもらえなかったりするのではないかと、本番前は不安を感じていました。しかし、通訳を担当してくれた大学生と協力し合うことで、活気のある授業を作り上げることができました。

田中高校の生徒たちが楽しそうに参加してくれている姿を見たとき、これまでの苦労が報われたと強く感じました。生徒たちの生き生きとした様子に触れ、日本語教育の楽しさややりがいを改めて実感することができた、素晴らしい経験となりました。

改めて、田中高校および大葉大学の皆様、そして温かく迎えてくれた生徒の皆さんに、心より感謝申し上げます。

わたしが書きました!
三浦恭悟 / Kyogo Miura
日本語コミュニケーション学科2年生(取材当時)
「世界と繋がりたい」という好奇心が、中学生の頃から私の中にありました。必修科目として中国語を学ぶ中でその想いはさらに強まり、「とりあえず説明会に参加してみよう」という一歩からJC学科のインターンシップが始まりました。海外未経験の私にとって、異国の地での生活は不安の連続でした。しかし、学校生活の支援だけではなく、観光など一緒に遊びに連れてってくれるなど大葉大学の学生たちが家族のように寄り添ってくれたため、不安が楽しさへと変わっていきました。彼らの親切があったからこそ、現地の活動に全力で打ち込むことができました。インターンが無事終えることが出来たのは大葉大学の学生や先生のおかげだと思います。改めて、インターンシップに関わってくれた全ての方々に心から感謝伝えたいです。